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膵臓がんの新たな腫瘍マーカーを発見 http://www.carenet.com/news/general/hdn/47466 従来の腫瘍マーカー検査に、新たに別のマーカー検査を併用すると、膵臓がんの検出率が向上し、高リスク患者の早期発見に有用な可能性があることが、米国の研究グループによる研究で明らかになった。 (Clinical Cancer Research 2019.1.7) 膵臓がんの多くは初期症状を伴わないため診断が難しく、発見されたときには既に進行した状態であるケースも多い。 そのため、5年生存率はわずか8.5%にとどまるとされる。 膵臓がんの代表的な腫瘍マーカーには糖鎖抗原のCA-19-9が挙げられ、血液検査で血中の量を測定する。 しかし、この検査は膵臓がんの確定診断や経過観察の際に行われるもので、検診には用いられていない。 また、この腫瘍マーカー単独では、膵臓がんの約40%しか検出できないとされている。 研究チームは今回、CA-19-9とは異なる膵臓がん細胞の一群から分泌される「sTRA」と呼ばれる糖鎖抗原に着目。 細胞株や患者由来の異種移植片、原発腫瘍におけるsTRAおよびCA-19-9の発現量や分泌を調べた。 その結果、CA-19-9を産生、分泌しない腫瘍細胞からsTRAが産生されることが確認された。また、CA-19-9とsTRAの腫瘍マーカーを併用すると、CA-19-9単独に比べて膵臓がんの検出率が向上することが分かった。 これらを併用した場合の膵臓がんの検出率は70%で、偽陽性率は5%未満であったという。 研究グループの代表は「これら2つの腫瘍マーカーを併用すれば、単独の検査では見落とされてしまう可能性がある膵臓がんを検出できる確率が高まる」と説明している。 そのため、「これらを組み合わせることで、がんが広がる前の段階で高リスク患者の膵臓がんを発見し、早期に治療できるようになるのでは」との見方を示している。 今回の新しい検査法で、がんの高い検出率を達成できれば、特に膵臓がんリスクの高い患者の検診と早期介入に有用なアプローチとなる可能性がある。 なお、高リスク患者には、膵臓がんの家族歴がある患者、膵嚢胞や慢性膵炎の既往がある患者、中年期以降に2型糖尿病と診断された患者などが含まれるという。 互いを補完する方法でこれらの検査を用いれば、医師は早い段階で膵臓がんを発見でき、患者の生存率の著しい改善につながるる。 研究グループは、これらの検査の併用による有効性を確認するため、さらに研究を継続していくとしている。 The sTRA Plasma Biomarker: Blinded Validation of Improved Accuracy over CA19-9 in Pancreatic Cancer Diagnosis. Clinical cancer research : an official journal of the American Association for Cancer Research. 2019 Jan 07; pii: clincanres.3310.2018. https://pmc.carenet.com/?pmid=30617132
by wellfrog4
| 2019-02-19 22:50
| がん
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