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コーラ飲料から「発がん物質」検出,米FDAに使用禁止を再要請 米消費者保護団体「使用中止と暫定的名称変更を」 米国の消費者保護団体Center for Science in the Public Interest(CSPI)は3月5日,実験動物で発がん性が認められた化学物質4-メチルイミダゾール(4-MI)を含有するカラメル色素がコーラ飲料から検出されたとして,米食品医薬品局(FDA)に対して製造業者の4-MI使用禁止をあらためて要請した。 既にCSPIでは昨年(2011年)2月16日に同様の陳情書を提出しており,暫定措置として「カラメル色素」の名称変更も訴えている。 コカ・コーラおよびペプシコ製品から高濃度の4-MIを検出 CSPIは1971年に設立された,ワシントンを拠点とする非営利団体で,食品衛生などに関する教育や啓発を主な活動としている。 CSPIによれば,専門機関へ依頼した実験で対象とした数種類のコーラ飲料のうち,コカ・コーラ製品2種(コカ・コーラおよびダイエットコーク)とペプシコ製品2種(ペプシコーラおよびダイエットペプシ)から高濃度の4-MIが検出されたという。 【各炭酸飲料における4-メチルイミダゾール検出状況】 コカ・コーラ:142〜146μg ダイエットコーク:103〜113μg ペプシコーラ:145〜153μg ダイエットペプシ:145〜153μg ドクターペッパー:約10μg ダイエットドクターペッパー:約10μg *いずれも約355mL中 4-MIは,コーラ飲料などに使われるカラメル色素を製造する過程において,高圧・高温下で砂糖およびアンモニアや亜硫酸塩が化学反応を起こして生成されるという。 米政府が行った動物実験で肺や肝臓などでの発がん性が報告されており,カリフォルニア州では昨年(2011年)1月7日から,食料品および飲料品における4-MIの使用に「発がん性あり」と認め,1日当たりの摂取基準を29μgと定めている。 CSPIでは,同州でのリスクモデルを用いた4-MIによる米国人の発がん人口を1万5,000人と推計した。 ペプシコ「既にカラメル色素の“切り替え”に着手」 こうした実験データなどから,CSPIは2011年2月16日にFDAに対して陳情書を提出し,FDAの対応を待っている。 このほど,提出から1年以上が経過した3月5日,2度目の要請を行ったという。 陳情書では,コーラ飲料などの製造業者に対して4-MIの使用を禁じることに加え,「カラメル色素」という名称が「カラメルによる着色」との誤解を招くことから,暫定的に「アンモニア亜硫酸法カラメル色素(ammonia-sulfite process caramel coloring)」や「化学修飾カラメル色素(chemically modified caramel coloring)」に名称変更することも求めている。 さらに,こうした化学物質を含む製品で「ナチュラル」と表記することも認めるべきではないと主張しているが,ペプシコはCSPIに対して,既にカリフォルニア州では4-MIの含有量を低減させたカラメル色素の使用に切り替えており,順次,ほかの州でも同様に対応すると報告した。 現在も検証を続けているというFDAの動向が注目される。 (松浦 庸夫) 出典 MT Pro 2012.3.7 版権 メディカルトリビューン社
by wellfrog4
| 2012-03-24 00:45
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