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イナビル使用の10歳代患者,転落死で厚労省が再度注意喚起 厚生労働省は2月20日,各都道府県に向け,抗インフルエンザウイルス薬使用後の異常行動に関する注意喚起の徹底を通達したことを明らかにした。 インフルエンザの本格的な流行が続く今シーズン,ラニナミビル(商品名イナビル)を使用した10歳代のインフルエンザ患者の転落死が報告されたため。 厚労省は,抗インフルエンザ薬使用後少なくとも2日間は小児・未成年者を1人にしないよう呼びかけている。 インフルエンザ発症後少なくとも2日間は1人にしない 厚労省の文書によると,今シーズン,ラニナミビル使用後に転落死した10歳代の患者の報告があったという。 現時点では,抗インフルエンザ薬と異常行動を含む精神神経症状の因果関係は明らかになっていないものの,各種薬剤の添付文書において以下の使用上の注意が記載されている。 重要な基本的注意 因果関係は不明であるものの,本剤を含む抗インフルエンザウイルス薬投薬後に異常行動等の精神神経症状を発現した例が報告されている。 小児・未成年者については,異常行動による転落等の万が一の事故を防止するための予防的な対応として,本剤による治療が開始された後は, 1) 異常行動の発現のおそれがあること, 2)自宅において療養を行う場合,少なくとも2日間,保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することについて患者・家族に対し説明を行うこと。なお,インフルエンザ脳症等によっても,同様の症状があらわれるとの報告があるので,上記と同様の説明を行うこと ラニナミビルは2010年9月に承認された,第一三共の新しい抗インフルエンザ薬で,1回の吸入で治療が完結する特徴を持つ。 また,今回の通達はオセルタミビル(商品名タミフル),ザナミビル(同リレンザ),アマンタジン(同シンメトレルなど),ペラミビル(同ラピアクタ)を販売する各企業に対しても行われている。 解熱薬服用例や薬剤非使用例でも異常行動の報告あり なお,厚労省の「インフルエンザQ&A」にはインフルエンザ患者で報告されている異常行動として次のような事例も示されている。 以下の行動は解熱薬(アセトアミノフェン)服用例や薬剤を服用しない例でも認められているという。 厚労省は「インフルエンザに罹患し,自宅療養する場合には突然走り出して2階から転落することなどないよう少なくとも2日間は保護者が小児・未成年者を1人にしないように」と呼びかけている。 ・突然立ち上がって部屋から出ようとする ・わからないことを言う ・興奮して窓を開けてベランダに出ようとする ・自宅から出て外を歩いていて,話しかけても反応しない ・人に襲われる感覚を覚え,外に飛び出す ・変なことを言い出し,泣きながら部屋の中を動き回る ・突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする。 (坂口 恵) 出典 MT Pro 2012.2.21 版権 メディカルトリビューン社
by wellfrog4
| 2012-02-24 00:10
| 感染症
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