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認知症サプリメント研究会で発表 2施設共同試験で「サプリに認知症改善効果あり」 サプリメント(商品名フェルガード)の摂取が、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症に伴う、せん妄や異常行動などが改善すると注目を集めている。 これらの有効性について東京医大八王子医療センター老年病科部長の金谷潔史氏が検証し、9月10日に認知症サプリメント研究会で結果を発表した。 フェルガードは、米ぬかから抽出したフェルラ酸とセイヨウトウキの根抽出物ガーデンアンゼリカを混合したサプリメント。 金谷氏は認知症に対するフェルガードの有効性を明らかにするため、八王子医療センター老年病科と汐入メンタルクリニックの2施設で認知症患者に投与し、前向きコホート研究を実施した。 その結果、認知症による行動や精神症状に対して有意な改善効果が得られたという。 対象となったのは、八王子医療センター老年病科、汐入メンタルクリニック外来通院患者で、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の診断が確定し、何らかの中核症状や周辺症状(BPSD)を有する患者32人。 詳細は、アルツハイマー型認知症が28人、レビー小体型認知症が4人。 男性は14人で女性は18人だった。平均年齢は80.7歳で、ほとんどの患者でアリセプトを併用していた。 検証方法は、観察期間を2カ月としたオープンラベルのコホート介入試験で、同一患者にフェルガードを1日2包(朝夕2回)を2カ月間処方し、服用前後で評価を実施した。 認知症に伴う精神症状の評価には、妄想や幻覚、興奮やうつなど10項目について、家族から聞き取り得点化するNeuropsychiatric inventory(NPI)を使用。 加えて、介護者の負担度の評価を示すNPI-Dや、認知機能の検査にはMMSE(Mini-Mental State Examination)とADAS-jcog(Alzheimer's Disease Assessment. Scale-cognitive subscale, Japanese)、うつスケールにはGDS15(Geriatric Depression Scale)を採用した。 同時に八王子医療センターの22症例については、投与前後に画像試験としてSPECT検査を行い、脳血流の変化をSPM8で検定した。 NPIでの結果は、投与前21.25±20.89が投与開始2カ月後には15.59±14.86に低下。 NPI-Dでは、8.56±8.53が2カ月後には5.84±5.88とスコアが有意に減少した。 妄想や幻覚、多幸や脱抑制といった症状に特に効果があった。 また、NPI-Dでは妄想や脱抑制に有意な負担低下が認められた。 MMSEでは18.69±6.54が18.53±6.28となり、ADAS-jcogは21.03±9.84が20.38±12.19、GDS15は6.03±4.42が5.72±4.21となった。 統計的な有意な差はなかったものの、スコアは低下していた。 22例で実施したSPECT検査の結果としては、フェルガード投与後に両側帯状回、右前頭葉、左頭頂葉、脳幹に有意な上昇が見られた。 また、左後頭葉、右後頭葉の一部で有意な血流の低下が認められた。 金谷氏は今後、症状改善と薬理作用との関係や脳血流の増加理由について研究を進める予定だという。 出典 NM online 2011.9.14 版権 日経BP社 <私的コメント> これは混合診療ではないでしょうか。
by wellfrog4
| 2011-09-20 00:30
| 認知症
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