カテゴリ
全体 その他 感染症 骨粗鬆症 呼吸器科 神経内科 リハビリテーション科 脳外科 糖尿病 腎臓病 産婦人科 消化器 COVID-19 循環器 認知症 アレルギー科 精神科 血液内科 皮膚科 泌尿器科 内分泌 乳腺外科 がん 小児科 耳鼻咽喉科 生活習慣病 耳鼻咽喉科 一般外科 老年病科 再生医療 ゲノム医療 未分類 以前の記事
2023年 04月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 06月 2020年 01月 2019年 11月 2019年 06月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 03月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 05月 2017年 04月 2016年 12月 2016年 10月 2016年 08月 2016年 05月 2016年 01月 2015年 11月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 02月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2012年 12月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
##黄色靭帯骨化症 1. 黄色靭帯骨化症とは 黄色靱帯骨化症とは脊柱管の後方にある椎弓の間を結ぶ靱帯、すなわち黄色靱帯が骨化し、脊柱管が狭くなり、神経の圧迫症状が出現してくる病気です。 2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか 後縦靭帯骨化症と比べると疫学調査が少ない状態ですが、骨標本からの研究で20歳以上の胸椎下部に殆どに認められています。 レ線写真からの調査では約4.5%の発生率を見ています。 3. この病気はどのような人に多いのですか 男女比では性差はほとんど認めません。 年齢的には20歳以降に認めていますが40歳以上が一般的です。 また頚椎後縦靭帯骨化症の患者さんの13%に胸椎黄色靱帯骨化症があるとの報告があり、この病気は脊柱靱帯骨化の一部分の病気と理解した方が良いと思われます。 4. この病気の原因はわかっているのですか 病気の原因は不明です。 後縦靭帯骨化症と合併しやすい事実がありますが、病因ははっきりしていません。 胸椎の下位に起こりやすいことは胸椎と腰椎の連結するところに負担がかかりすぎることから起こりやすいとされています。 5. この病気は遺伝するのですか 遺伝形式ははっきりしていません。 しかし後縦靭帯骨化症の合併では家族内発症が認められています。 6. この病気ではどのような症状がおきますか 胸椎黄色靱帯骨化症が多いのでこの病気につき症状をのべます。 初発症状として下肢の脱力やこわばり、しびれまた腰背部痛や下肢痛が出現してきます。 痛みがない場合もあります。数百メートル歩くと少し休むといった間歇性跛行を来すこともあります。 重症になると歩行困難となり、日常生活に障害を来す状態になります。 7. この病気にはどのような治療法がありますか 神経が圧迫されて症状が出現した場合に治療の対象になります。 安静臥床や消炎鎮痛剤の内服を行います。 痛みが強い場合は硬膜外ブロックを行うこともあります。種々の治療法を組み合わせて経過を見ますが、神経症状の強い場合は手術を行います。 この場合、骨化巣を切除して神経の圧迫を取ります。頚椎後縦靭帯骨化症が合併している場合は症状を来している部位を検査してどちらが病気の主体をなしているか決定します。 どちらかはっきりしない場合、頚椎を先に手術することもあります。 8. この病気はどういう経過をたどるのですか 全く症状を来さない方もいます。 また徐々に下肢症状が悪化する方もいます。 症状がなくても脊柱靱帯骨化症の一部分の病気と考えられますので頚椎、胸椎、腰椎のレ線写真の検査をおすすめします。 骨化症が存在することが判明すれば、定期的なレ線写真検査を行った方が良いかと思います。 後縦靭帯骨化症同様、些細な外力、転倒等に注意しなければなりません。 http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/008.htm 出典 難病情報センンター 黄色靭帯骨化症 http://www.kanpo-otaki.jp/opll.html http://www.shibire.com/disease/thoracic/yol/yol.htm http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/opll.html <関連サイト> 脊柱靭帯骨化症 http://mymed.jp/di/c88.html (詳しく、わかりやすく解説されています) <番外編> Amylin Pharmaceuticals(アミリン)社、Eli Lilly(イーライリリー)社、Alkermes社の3社は、GLP-1受容体アゴニスト糖尿病薬Byettaの1週間1回投与パージョン・BYDUREON (exenatide for extended-release injectable suspension) の承認申請に対する回答において商品ラベルや製造プロセスに関する追加情報の提出がアメリカFDA(米国食品医薬品局)から要請されたと発表しました。 http://www.biotoday.com/view.cfm?n=38454 Bydureon Diabetes Drug, Side Effects http://healthlifeandstuff.com/2010/03/bydureon-diabetes-drug-side-effects/ 他にもブログがあります。 ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy (一般の方または患者さん向き) 葦の髄から循環器の世界をのぞく http://blog.m3.com/reed/ (循環器科関係の専門的な内容) 井蛙内科/開業医診療録(3)http://wellfrog3.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(2) http://wellfrog2.exblog.jp/ 井蛙内科開業医/診療録 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科関係の専門的な内容)
by wellfrog4
| 2010-03-18 00:23
| リハビリテーション科
|
ファン申請 |
||