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##乳房切除術は多用されすぎ? #米で大都市エリアの乳がん患者2,000人を調査 米国では,乳がん患者において乳房切除術が多用されすぎているのではないかという懸念がくすぶりつづけている。 米メモリアル・スローン・ケタリングがんセンターのMonica Morrow氏らは,米国の大都市エリアの乳がん患者約2,000人を対象に,初期乳房切除術が実施された割合や,その治療法を選択した状況を調査。乳房切除術は,乳房温存術(BCS)が医学的禁忌であった場合,あるいは患者自身の選択によって実施されることが多く,最初の医師とセカンドオピニオンの医師で推奨する方法が一致しなかったのは10%あまりで,適切な推奨がなされていたと報告した(JAMA 2009; 302: 1551-56)。 Surgeon recommendations and receipt of mastectomy for treatment of breast cancer. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez/19826024 #初期乳房切除術は23%で実施,3人に1人は自らの選択で Morrow氏らは,米国国立がん研究所のデータベースに登録されたカリフォルニア州ロサンゼルス,ミシガン州デトロイトの20~79歳の女性で,2005年6月~07年2月に非浸潤性乳管がんまたはステージ I ~ IIの乳がんと診断された患者3,133人を抽出し,アンケートを郵送した。 ラテン系および黒人患者はオーバーサンプリングされ,ロサンゼルスのアジア系女性は別の研究の対象となっているため除外された。 2,290人(73.1%)から郵送または電話で回答を得,ステージIIIの患者などを除いた1,984人(ラテン系502人,黒人794人,非ラテン系白人およびそのほか853人;平均年齢58.6歳)が調査対象とされた。 その結果,回答が得られた1,984人中1,468人(75.4 %)が初期BCSを,460人(23%)は初期乳房切除術を受けていた。 13. 4%は医師から乳房切除術を推奨されていたが,8. 8%は患者の選択によって同術を受けていた。 患者が最初の医師から勧められた治療法は,BCSが66.2%,乳房切除術が17.2%で,どちらも勧められなかったのが16.7%だった。 乳房切除術を勧められた患者の67.4%は「BCSの医学的禁忌」が理由だった。 #乳房切除術を勧められた患者でセカンドオピニオンを求める傾向 セカンドオピニオンを求めた患者は約20%にあたる378人で,特に最初の医師から乳房切除術を勧められた患者では33.4%と割合が高く(P=0.001),BCS を勧められた患者で14.6%,どちらも勧められなかった患者で21.2%だった。 また,高学歴の女性ほどセカンドオピニオンを求める傾向が見られた(P<0.001)。 両方の医師で推奨する方法が一致しなかったケースは43人(12.1%)と少数で,初期乳房切除術を受けた患者のうち,最初に乳房切除術を勧められセカンドオピニオンでBCSを勧められた患者は19人,その逆は24人いた。 人種,教育,地理的条件の影響はなかった。 乳房切除術を受けた患者では,77.6%の患者は両方の医師が同術を勧めていたが,両方の医師がBCSを勧めていたケースも1.9%あった。 セカンドオピニオンでBCSを勧められたにもかかわらず乳房切除術を受けたのは3.9%だった。 最初の医師がどちらも勧めず,セカンドオピニオンを受けなかった患者の3分の1は,乳房切除術を選択していた。 BCSを勧められ,セカンドオピニオンを受けずに乳房切除術を受けたケースは2.1%あった。 BCSを受けた1,459人のうち37.9%の患者で追加の手術が必要とされ,11. 8%は乳房切除術を行った。 BCSのあとの乳房切除術の割合は,ステージ II がん患者で有意に高かった(ステージ II 18.0% ,ステージ I 8.3%,非浸潤性乳管がん12.0%,P<0.001)。 また,最初に乳房切除術を勧められた患者でのBCSの失敗例は46.5%に上った。 #セカンドオピニオンの利用は乳房切除術の低下につながらず 調査の結果,乳がんの治療方法は,医学的な禁忌がなければ,患者自身が選択している割合が高いことが明らかになった。 また,最初に乳房切除術を勧められたがBCSを選択した患者で,そのあとの追加手術率が高いことから,2大都市エリアの医師は適切に乳房切除術を推奨していると考えられた。 Morrow氏らによれば,患者は再発の恐れに対する不安や,化学療法を避けるために乳房切除術を選ぶ傾向があり,セカンドオピニオンの利用の増加は同術の減少につながっていないと思われた。 特定のエリアの患者や医療従事者に対する総合的な教育アプローチが患者の意思決定を改善する可能性があるとまとめている。 出典 MT pro 2009.10.19 版権 日経BP社 <番外編> 「インクレチン製剤」講演会 その2 ■糖尿病治療の主要な大規模試験 1970 UGDP 1993 DCCT 1995 Kumamoto Study 1998 UKPDS33 UKPDS34 Finnish Study 1999 DECODE Study Funabgata Study 2000 UKPDS35 2002 STOP-NIDDM 2004 MeRIA 2005 DPP PROactive <きょうの一曲> All I Want For Christmas Is You Mariah Carey http://video.fc2.com/content/%20All%20I%20Want%20For%20Christmas%20Is%20You%20%20%20%E3%80%80Mariah%20Carey%20/200910114nAe0rtZ/ 他にもブログがあります。 ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy (一般の方または患者さん向き) 葦の髄から循環器の世界をのぞく http://blog.m3.com/reed/ (循環器科関係の専門的な内容) 井蛙内科/開業医診療録(3)http://wellfrog3.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(2) http://wellfrog2.exblog.jp/ 井蛙内科開業医/診療録 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科関係の専門的な内容)
by wellfrog4
| 2009-12-16 00:22
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