内科開業医が勉強したことを綴ります
by wellfrog4
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喘息の治療は「気管のリモデリングを予防する」「喘息は炎症である」という概念が急速に普及し、今や吸入ステロイド療法が花盛りです。
吸入という微量ならステロイドの副作用は殆ど問題にならないという謳い文句でレギュラーユースが普及しています。
ある日のこと。
「いわゆる」喘息専門医にかかっていた小学生がお母さんと一緒に「相談」にやって来ました。
みるからにステロイド顔貌で、年齢不相応な低身長の子でした。
咄嗟に吸入ステロイド療法のことを訊ねました。
「数年前からきちんと吸入するようにと指導されてきました」と母親の言葉。
勿論ステロイドの内服はしていません。
吸入でも長期投与ではしっかり副作用が出るのだと大いに勉強させていただきました。
ガイドラインを妄信する専門医が多いのはしばしば経験することです。
自戒の意味も込めて小文を認(したた)めた次第です。
最近、ぴったしの記事に遭遇しました。
「乳児喘息」ほとんど存在しない
ウイルス感染が8割、吸入ステロイドは成長抑制が必発
http://www.m3.com/clinical/news/article/180040/
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