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内臓脂肪型肥満の糖尿病でも厳格降圧治療によるCVD抑制効果なし 脳卒中は抑制, ACCORD血圧管理試験サブ解析 2008年に血糖管理試験が中止されたACCORD試験では,血圧管理試験や脂質管理試験の結果に有意差が示されず反響を呼んだ。 第72回米国糖尿病学会年次学術集会(ADA 2012;6月8〜12日,フィラデルフィア)では,米サウスイースト・パーマネンテ医療グループのJoshua Barzilay氏らによる内臓脂肪型肥満者を対象とした同血圧管理試験のサブ解析結果が発表された。 全脳卒中の発生で低下が示されたものの,心血管疾患(CVD)死亡や非致死性心筋梗塞(MI)などは同血圧管理試験の全体解析と同様,標準降圧治療と厳格降圧治療に差は認められなかったという。 なお,同解析結果は,7月発行のDiabetes Careに掲載される予定。 内臓脂肪型肥満の判定はウエスト・身長比を採用 糖尿病罹病期間3カ月超でHbA1c 7.5〜11.0%(NGSP値,以下同;JDS値では7.1〜10.6%)のCVD高リスク者などを対象に行われたACCORD試験の血圧管理試験においては収縮期血圧(SBP)の目標値を120mmHg未満とした厳格降圧治療群と140mmHg未満とした標準降圧治療群で,1次評価項目とした複合CVDイベント(非致死性脳卒中,非致死性MI,CVD死亡)の発生率に有意差は認められなかった〔ハザード比(HR)0.88(95% CI 0.73〜1.06,P=0.20)〕。 また,全脳卒中〔HR 0.59(同0.39〜0.89,P=0.01)〕では厳格降圧治療群で有意な抑制効果が認められたが,CVD死亡〔HR 1.06(同0.74〜1.52,P=0.74)〕および非致死性MI〔HR 0.87(同0.68〜1.10,P=0.25)〕では有意な低下は確認されなかった。 そこで,Barzilay氏らは,降圧によるCVDリスク低下がより強く見込める内臓脂肪型肥満を対象にサブ解析を実施。 標準降圧治療群に対する厳格降圧治療群の複合CVDイベント,全脳卒中,CVD死亡,非致死性MIにおけるHRを求めた。 なお,内臓脂肪型肥満の判定には「ウエスト・ヒップ比よりも的確」としてウエスト・身長比を採用したと述べたが,具体的な基準値は明示しなかった。 内臓脂肪型肥満によるCVD死亡率は最高四分位で2.3倍に その結果,補正後HRは複合CVDイベントで0.89(95%CI 0.74〜1.08,P=0.23),CVD死亡で1.04(同0.72〜1.49,P=0.83),非致死性MIで0.88(同0.69〜1.11,P=0.27)といずれも有意差は示されなかったが,全脳卒中でのみ0.62(同0.41〜0.94,P=0.022)と38%の有意なリスクの低下が認められた(表)。 さらに,内臓脂肪型肥満を四分位に分類し,各アウトカムとの関連についても検討を行ったところ,最低四分位と比較した最高四分位のCVD死亡はHR 2.32(95%CI 1.40〜3.83,P=0.0009)と有意に約2.3倍高まることが示されたが,複合CVDイベント〔HR 1.24(同0.97〜1.61,P=0.09)〕,全脳卒中〔HR 1.03(同0.86〜1.23,P=0.76)〕,非致死性MI〔HR 1.03(同0.92〜1.14,P=0.62)〕と,他の項目では有意な関連は確認されなかった。 Barzilay氏は「内臓脂肪型肥満を対象としたサブ解析では,標準降圧治療に対する厳格降圧治療による恩恵は全脳卒中においてのみ得られることが示唆されたが,CVDイベントやCVD死亡などのリスク低下に差はつかなかった」と結論。 「今回のサブ解析結果は,ACCORD血圧管理試験の結果を改めるものにはならなかった」と総括した。 出典 MT Pro 2012.6.18 版権 メディカルトリビューン社
by wellfrog4
| 2012-06-21 00:25
| 糖尿病
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