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新しいタイプの糖尿病治療薬が膵癌(がん)リスクを増大させる可能性 新しいタイプの2型糖尿病治療薬シタグリプチン(商品名:ジャヌビア)、あるいはエキセナチド(同バイエッタ)を使用する患者は、膵炎または膵癌の発症リスクが高い可能性のあることが、予備的研究で示された。 エキセナチドは、甲状腺癌リスクを高める可能性もあるという。 研究を率いた米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のPeter Butler博士は、事実を明らかにするためさらに研究を重ねる必要があると述べている。 インクレチン関連薬として知られる両薬剤は、グルカゴン様ペプチド1(GLP-1)と呼ばれるホルモンの産生を促進することにより血糖値をコントロールするもの。 医学誌「Gastroenterology」7月号に掲載された今回の研究では、2004~2009年の米国食品医薬品局(FDA)の有害事象データベースの情報を利用。 他の治療法に比べ、両薬のいずれかを使用する患者は膵炎の報告が6倍であったほか、膵癌の報告がエキセナチドでは2.9倍、シタグリプチンでは2.7倍であった。さらに、エキセナチドでは前立腺癌の報告数にも増加がみられた。 Butler氏は「この膵癌リスクの増大は、厳密には医師によるFDAへの報告が増加したことによるものだ」と述べ、「リスクが明らかにされるまでは使用を中止すべきではない」と強調している。 「過体重は膵癌および2型糖尿病のリスクをともに増大させるため、まずは減量によって膵癌リスクを軽減できるほか、2型糖尿病の第一選択薬であるメトホルミンは膵癌リスクを軽減する可能性がある」とButler氏は述べている。 米ニューヨーク州立大学(SUNY)健康科学センターのMary Ann Banerji氏は、今回の研究は完全なデータではないが、膵炎の既往または甲状腺癌の家族歴のある患者にはシタグリプチンやエキセナチドを処方しないと述べている。 代替薬としてはメトホルミンおよびインスリンのほか、インスリン抵抗性改善作用をもつrosiglitazoneロシグリタゾン(Avandia、日本国内未承認)およびピオグリタゾン(同アクトス)があるが、後者2薬については複数の研究で心臓リスクの増大が明らかにされているという。 ジャヌビアの製造元である米メルクMerck・リサーチ・ラボラトリーズのBarry Goldstein博士は、「これまで、ジャヌビアと膵炎の間に関連は認められていない」と主張。 バイエッタの製造元である米アミリンAmylinファーマシュティカル社のAnne Erickson氏も、疫学的研究ではバイエッタによる膵炎リスクの有意な増大は確立されてないとしている。 米マイアミ大学ミラー医学部教授Rのonald Goldberg氏は、今回の知見は決定的ではないものの検討に値すると指摘する一方、「これまでの研究結果に基づけば、リスクを上回るベネフィット(便益)がある」と述べている。 出典 Care Net.com 2011.9.30 版権 Care Net
by wellfrog4
| 2011-10-05 00:19
| 糖尿病
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