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糖尿病治療薬シタグリプチン,メトホルミンの副作用発症例の概要示される 厚生労働省は昨日(7月27日),医薬品・医療機器等安全性情報No. 281を発表。 糖尿病治療薬シタグリプチン(商品名グラクティブ,ジャヌビア),メトホルミン(同メトグルコ)で先日改訂が行われた重要な副作用に関する症例の概要を明らかにした。 シタグリプチンで間質性肺炎 同情報によると,シタグリプチンの2010年5月~11年4月の1年間の使用者数は約63万人。 2009年12月の発売からこれまで,薬剤との因果関係が否定できない間質性肺炎6例が報告されているという。 死亡例は報告されていない。 今回示されている1例は60歳代の女性。 糖尿病のほか喫煙,高血圧歴を有していた。 同薬50mgを投与開始してから,数日以内に呼吸困難の自覚症状が出現。 34日目に気管支鏡検査やCTなどで間質性肺炎と診断され,薬剤の投与は中止された。 その後,ステロイドパルス療法などが行われ,治療開始から約1週間後,肺炎は快方に向かったという。 メトホルミン高用量製剤で乳酸アシドーシス,高齢者などでは頻回の腎機能評価を 一方,2010年5月に新たな用法・用量で承認されたメトホルミン製剤(商品名メトグルコ)で,乳酸アシドーシスを発症した2例(うち死亡1例)の概要も示されている。 同薬の年間使用者数は約19万人で,薬剤との因果関係が否定できない乳酸アシドーシス例は3例報告されている。 1例は糖尿病のほかに慢性胆嚢炎を合併,脳梗塞の既往がある80歳代の女性。 約2年半にわたり同製剤の投与を受けていたが,新製剤に切り替え,耐糖能改善を目的に1,000mgまで増量が行われていた。 新製剤への切り替えから54日目に経腸栄養後の嘔吐などが見られ,翌55日目に同製剤の投与が中止されたが,死亡。 死因は乳酸アシドーシスとされている。 もう1例は90歳代の男性で,新製剤切り替え前の約17年にわたりメトホルミンを内服していた。 新製剤750mgに切り替え後,15日目に同製剤 1,500mg,33日目に最高用量2,250mgに増量。 60日目に左半身の知覚障害などが出現,輸液療法などが行われたが,翌日,体調不良で救急搬送。 乳酸アシドーシスと診断され,同製剤の投与が中止されるとともに持続的血液濾過透析が実施された。 男性はその後,回復し,一般病棟に移ったという。 同製剤の添付文書には「重要な基本的注意」として脱水による乳酸アシドーシスを起こすことがあること,高齢者などでは頻回に腎機能を確認し,悪化が認められた場合には投与中止や減量を行うことなどが追加されている。 (坂口 恵) 出典 MT Pro 2011.7.28 版権 メディカル・トリビューン社 読んでいただいて有り難うございます。 コメントをお待ちしています。 他にもブログがあります。 ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy (一般の方または患者さん向き) 葦の髄から循環器の世界をのぞく http://blog.m3.com/reed/ (循環器科関係の専門的な内容) 「葦の髄」メモ帖 http://yaplog.jp/hurst/ (「葦の髄から循環器の世界をのぞく」のイラスト版) 井蛙内科/開業医診療録(3)http://wellfrog3.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(2) http://wellfrog2.exblog.jp/ 井蛙内科開業医/診療録 http://wellfrog.exblog.jp/ 「井蛙」内科メモ帖 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科関係の専門的な内容)
by wellfrog4
| 2011-07-29 00:01
| 糖尿病
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