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この度の東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。 犠牲になられた方々、そしてご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。 また、福島第一原発事案(事故)で避難中の方、そして計画停電中の首都圏の方々にお見舞い申し上げます。 加えて、身を挺して原発の復旧作業に関わられている方々に畏敬の念を表します。 ~糖尿病専門医の立場から~ FPG値,HbA1c値のみの診断では見逃しも 2010年8月現在,わが国の糖尿病専門医数は4,144人。 増加し続ける糖尿病を専門医だけで加療していくことは不可能であり,専門医と職域・実地医家との密なる連携が求められている。 東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科の西村理明講師は,糖尿病患者を的確に診断することが重要だとし,改定された診断基準や診断のポイントを整理した。 また, ドック健診と医療施設が有機的に連携し,アウトカム指標を改善していくことの重要性を説いた。 特定健診も有効な目安に 今や糖尿病は世界的な患者増が問題視されており,特に急増が予測されるアジア諸国では一致団結した対策に取り組む必要性が指摘されている。 こうした中,わが国では「糖尿病が強く疑われる人」が約890万人,「可能性が否定できない人」が約1,320万人と推定されており,専門医,職域,実地医家の緊密な連携が不可欠である。 糖尿病は早期に診断し,的確な治療によりアウトカム指標を改善することが重要である。 西村講師はまず,人間ドックで用いられることの多い空腹時血糖(FPG)値とHbA1c値だけで糖尿病を診断することに対して, (1)FPG値のみの判定では心血管疾患死亡高リスク者を見落とす可能性がある(The DECODEスタディ) (2)FPG 126mg/dLに相当するHbA1c値は4~8%と幅がある —ことなどから,見逃し例が増えることに注意を喚起した。 また,昨年改定された糖尿病診断基準に基づき,血糖値とHbA1c値のコンビネーションが重要であると述べた。 一方で,最も理想的な75gブドウ糖負荷試験(OGTT)の全例実施は不可能であるため,同講師は欧州で行われているアンケートから未診断の糖尿病を診断する「糖尿病リスクスコア」の応用を提案した。 欧州各国で用いられている同スコアの項目のうち年齢・肥満・高血圧・糖尿病家族歴が共通している。 同講師は「特定健診の項目に家族歴を加えることで,かなり精密で感度の高い診断ができると思われる。肥満,高血圧,脂質異常症,さらには糖尿病の家族歴の危険因子が重複する場合,血糖値は高くなくても, OGTTを行うのは有効な方法だ」とした。 最後に同講師は,糖尿病に関するドック健診と医療連携に関して,実地医家を中心に据えた有機的な連携を構築することの重要性を説き,「まず的確な診断をして,現在4割は放置されているとされる糖尿病患者の治療を開始し,腎症・網膜症などのアウトカム指標を改善していくことが重要だ」と述べた。 出典 日経新聞・夕刊 2011.3.3 版権 日経新聞社 他にもブログがあります。 ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy (一般の方または患者さん向き) 葦の髄から循環器の世界をのぞく http://blog.m3.com/reed/ (循環器科関係の専門的な内容) 「葦の髄」メモ帖 http://yaplog.jp/hurst/ (「葦の髄から循環器の世界をのぞく」のイラスト版) 井蛙内科/開業医診療録(3)http://wellfrog3.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(2) http://wellfrog2.exblog.jp/ 井蛙内科開業医/診療録 http://wellfrog.exblog.jp/ 「井蛙」内科メモ帖 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科関係の専門的な内容)
by wellfrog4
| 2011-03-24 00:53
| 糖尿病
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