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米国糖尿病学会(American Diabetes Association :ADA)は2010年、グリコヘモグロビン(glycosylated hemoglobin:HbA1c)値を、許容できる糖尿病診断法として支持した(Diabetes Care 2010; 33[Suppl 1]:S62:http://dx.doi.org/10.2337/dc10-S062)。 http://care.diabetesjournals.org/content/33/Supplement_1/S62 ADAによれば、HbA1c値が6.5%以上あるいは空腹時血漿グルコース(fasting plasma glucose:FPG)値が126mg/dL以上の場合は糖尿病とし、HbA1c値が5.7%〜6.4%あるいはFPG値が100〜125mg/dLの場合は前糖尿病(prediabetes)と診断される。 糖尿病を有していない高齢の地域住民1,865人(年齢70〜79歳)を対象に、HbA1cとFPGの両検査が実施された。 80人(4.3%)がHbA1cまたはFPGのいずれかで糖尿病の診断基準を満たし、そのおよそ3分の1が高HbA1c値のみを、3分の1が高FPG値のみを有し、3分の1が両者ともに高値であった。 さらに、596人(32%)が前糖尿病の診断基準の1つあるいは両者を満たしていた。 この場合もやはり、そのおよそ3分の1ずつが各診断グループに分類された。統計的有意性がボーダーラインであった分析では、黒人の参加者は、高 FPG値に基づいて糖尿病または前糖尿病と診断されるよりも、高HbA1c値に基づいて診断される傾向が強かった。 白人の参加者ではこれと逆の傾向が認められた。 コメント ヘモグロビンA1cの測定値は分析方法により異なる。 さらに、ヘモグロビンの糖化における遺伝的な差異と赤血球の寿命における不均一性により、HbA1cと血漿グルコースの相関が集団で異なる理由が説明できるかもしれない。 この研究の著者らは、医師が多くの患者をHbA1cとFPGの両検査でスクリーニングすることにより、糖尿病の過剰診断に繋がる恐れがあると懸念している。 同じ趣旨で、エディトリアル執筆者は、糖尿病診断におけるHbA1cのカットオフ値を7.0%まで引き上げるべきであると提言している。 出典 Journal Watch General Medicine February 1, 2011 他にもブログがあります。 ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy (一般の方または患者さん向き) 葦の髄から循環器の世界をのぞく http://blog.m3.com/reed/ (循環器科関係の専門的な内容) 「葦の髄」メモ帖 http://yaplog.jp/hurst/ (「葦の髄から循環器の世界をのぞく」のイラスト版) 井蛙内科/開業医診療録(3)http://wellfrog3.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(2) http://wellfrog2.exblog.jp/ 井蛙内科開業医/診療録 http://wellfrog.exblog.jp/ 「井蛙」内科メモ帖 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科関係の専門的な内容)
by wellfrog4
| 2011-02-19 00:30
| 糖尿病
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