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余暇のテレビ視聴2時間以上で全死亡とCVDリスクが大幅上昇 中~高強度の身体活動を行っても緩和されず ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)のEmmanuel Stamatakis氏らは,テレビやコンピュータなどの余暇の視聴時間と全死亡,CVDリスクの関係を調べた人口ベースの研究結果を明らかにした。余暇に画面の前で1日2時間以上座って過ごすと全死亡と心血管疾患(CVD)のリスクが大幅に高まり,そのリスク上昇は中強度や高強度の身体活動の有無によらないという。 同研究結果の詳細は1月18日発行のJ Am Coll Cardiolに掲載される。 25%は代謝リスク因子や炎症マーカーによって説明される Stamatakis氏らは,Scottish Health Survey 2003の参加者4,512例(うち男性は1,945例)を対象とし,余暇の視聴時間を2時間未満,2~4時間,4時間超に分け,中強度から高強度の身体活動を行っているかどうかも調べた。 2次評価項目は,視聴時間とCVDリスクの関係を仲介している可能性のあるBMI,HDLコレステロール(HDL-C),総コレステロール(TC),C反応性蛋白(CRP)とした。 平均4.3年,1万9,364人年の追跡で,CVDイベントは215例,全死亡は325例発生した。 年齢,性,民族,肥満,喫煙,社会的階級,長期罹患疾患,婚姻状態,糖尿病,高血圧といった共変量と身体活動で補正すると,テレビ視聴2時間未満と比較した4時間超のハザード比は,全死亡1.48(95%CI 1.04~2.13),CVDイベント2.25(同1.30~3.89)であった。 先行疾患による坐位時間延長の可能性を排除するため,追跡の最初の2年間のCVDイベントや,がんの既往歴がある参加者を除いても結果は同様だった。 視聴2~4時間でも,2時間未満と比較して,同様のリスク上昇が認められた。 CRPは,2時間未満の視聴と比べ4時間超の視聴で2倍となっており,視聴時間とCVDリスクの関連の約25%は,炎症マーカーであるCRP,代謝リスク因子であるBMI,HDL-Cにより総合的に説明できた。 また,視聴時間は,身体活動への参加の有無にかかわらず,全死亡とCVDリスクを上昇させた。 この結果を踏まえ同氏らは, CVD予防のためには身体活動の改善に加え,余暇の坐位時間を制限するガイドラインを含んだ推奨を早急に行う必要があると提唱している。 出典 Medical Tribune 2010.11.1.11 版権 メディカルトリビューン社 <私的コメント> テレビ視聴と健康に関しては、他にこのような記事があります。 長時間のスクリーン鑑賞で小児の血圧が上昇 Medical Tribune 2009.10.1 長時間のテレビ視聴で小児喘息リスクが倍増 Medical Tribune 2009.6.11 他にもブログがあります。 ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy (一般の方または患者さん向き) 葦の髄から循環器の世界をのぞく http://blog.m3.com/reed/ (循環器科関係の専門的な内容) 「葦の髄」メモ帖 http://yaplog.jp/hurst/ (「葦の髄から循環器の世界をのぞく」のイラスト版) 井蛙内科/開業医診療録(3)http://wellfrog3.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(2) http://wellfrog2.exblog.jp/ 井蛙内科開業医/診療録 http://wellfrog.exblog.jp/ 「井蛙」内科メモ帖 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科関係の専門的な内容)
by wellfrog4
| 2011-01-12 00:14
| 循環器
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