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これまで血糖値は、測定時点の値、つまり“点”でしか評価できませんでした。 それに対して”線”として、持続的に血糖値を測定できる機器が近く登場するようです。 もし普及すれば、薬物療法の評価や難治例の血糖管理に威力を発揮しそうです。 ##血糖を24時間続けて測定 ##無自覚低血糖の発見や薬物療法の評価に有用 ■2009年10月、糖尿病患者の血糖値を持続的に測定できる新しい医療機器、グルコース持続モニター(continuous glucose monitoring:CGM、写真1)が薬事承認された。 写真1 グルコース持続モニター(提供:日本メドトロニック) センサーの付いた小さな針を皮下に留置し、組織間質液中のグルコース値を連続的に測定する。最短5分間隔でデータの記録が可能。 ただし、1個のセンサーで測定できるのは、最長3日間。 ■CGMは、患者の皮下にセンサーの 付いた小さな針を留置し、センサー内の酵素と組織間質液中のグルコースを反応させて、グルコース濃度を連続的に測定する。 測定されたデータは本体に記憶される。 ■ただし、CGMで測定するのは組織間質液中のグルコース濃度で、血中のものではない。 そこで、血糖値に変換・補正するために1日4回以上、通常の血糖自己測定(SMBG)を行い、測った血糖値をその場で本体に入力する必要がある。 ■血糖値の連続した変化の確認は、専用ソフトが入ったパソコンに本体を接続することで行う。 パソコンモニターにグラフとして表示可能だ。 ■今回承認された機種の製造・販売元である日本メドトロニックによれば、今年早々にも発売する予定で、価格(税別)は本体と解析ソフト、センサーの挿入補助器具などを合わせて90万5000円、ディスポーザブルのセンサーが4本で3万4000円になる見込みという。 ■CGMは、海外で広く使われており、わが国でも医師が個人輸入し、研究目的などで使用してきた。 実際に使った医師からは、その有用性を評価する声が上がっている。 #2割以上で無自覚低血糖 ■東京慈恵医大病院では、2006年から、1型、2型合わせて200人以上の糖尿病患者に、研究目的でCGMを使用してきた。 それらの血糖変動を調べたところ、2型糖尿病では2〜3割の患者が、夜間に低血糖を起こしていたという。 *SMBGのように手軽に使えるまでにはなっていない。 *わが国では全く新しい医療機器として登場するCGMだが、既に海外では次世代の機種が普及している。 血糖変動の様子を本体にリアルタイムで表示できたり、低血糖と判定するとアラームが鳴る機器のほか、センサーから本体に無線でデータを送るものまで登場している。 *2009年11月27日現在、CGMによる測定は保険適用になっていない。 出典 NM online 2010.1.4 版権 日経BP社 <コメント> 私自身、夜間の無自覚(無症状)の低血糖は結構の頻度で起こっているのではないかと思っていました。 まさしく、これに該当する症例で個人的には多いに勉強になりました。 <番外編> #協和発酵キリン、米社から糖尿病合併症薬の開発販売権 協和発酵キリンは8日、米医薬品ベンチャーのリアタ・ファーマシューティカルズ(テキサス州)から糖尿病の合併症である糖尿病性腎症の治療薬について開発販売権を取得したと発表した。契約一時金のほか開発の進ちょくなどに応じて最大2億7200万ドル(250億円程度)を支払う可能性がある。主力の貧血薬は価格の安い後発医薬品などとの競争激化で伸び悩みが見込まれる。成長をけん引する新たな製品を育てる。 開発販売権を取得したのは、糖尿病の進行によって低下した腎臓の機能を改善する薬剤「バルドキソロンメチル(一般名)」。日本や中国など一部のアジアでの独占的な開発販売権を得た。まず日本での臨床試験(治験)に早期に着手する方針。 糖尿病で血液中に増えた糖が、腎臓内に炎症を起こすのを抑える効果があるという。既存薬が血圧を下げて腎臓への負担を抑えて病気の進行を遅らせるのにとどまっていたのに対し、協和発酵キリンは腎機能を改善すると期待。実用化できれば、透析治療にかからなくて済む可能性があると説明している。 出典 日経新聞・朝刊 2010.1.9 版権 日経新聞社 他にもブログがあります。 ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy (一般の方または患者さん向き) 葦の髄から循環器の世界をのぞく http://blog.m3.com/reed/ (循環器科関係の専門的な内容) 井蛙内科/開業医診療録(3)http://wellfrog3.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(2) http://wellfrog2.exblog.jp/ 井蛙内科開業医/診療録 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科関係の専門的な内容)
by wellfrog4
| 2010-01-14 00:05
| 糖尿病
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