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明けましておめでとうござおます。 2010年 元旦 持効型と超速効型が二相性より優れる 2型糖尿病の最適インスリンレジメンを大規模試験で検討 オックスフォード大学糖尿病臨床試験ユニットのRury R. Holman所長らは,進行した2型糖尿病患者の血糖値を管理するために,標準薬に加える最善のインスリンレジメンを検討する大規模試験を行い,その結果をNew England Journal of Medicine(2009; 361: 1736-1747)に発表した。 この試験の最終結果は,世界糖尿病学会でも報告された。 基礎インスリンからの開始がベスト 今回の研究では,経口糖尿病治療薬に1日1回皮下注の持効型インスリン(インスリン デテミル)もしくは1日3回,毎食直前に皮下注する超速効型インスリン(インスリン アスパルト)を追加した患者のほうが,1日2回皮下注のインスリン(二相性インスリン アスパルト30)を追加した患者よりも,血糖値の管理が良好であることが明らかにされた。 さらに,1日1回皮下注のインスリンから開始した患者では,低血糖エピソードや体重増加も少なかった。 研究責任者のHolman所長は「2型糖尿病は進行性の疾患で,患者の大半は最終的にはインスリン療法が必要になる。今回の大規模試験から得られた知見は,血糖管理が目標値に達しない場合,経口薬に持効型や超速効型インスリンの追加を推奨するガイドラインの根拠を補強するものとなった」と述べている。 血糖値管理を改善すると,腎不全や糖尿病網膜症による失明といった2型糖尿病の合併症リスクが低下することは既に知られている。 2型糖尿病が進行すると,通常,標準的な経口治療薬の増量が必要となる。 最終的には患者の大半にインスリン療法が必要となるが,経口治療薬の効果が低下してきた場合,どのインスリンレジメンを用いるべきかに関しては確実なエビデンスはない。 開始すべきインスリンレジメンが毎食直前の3回注射,1日2回注射,1日1回の持効型のうちいずれであるかに関して明確なコンセンサスは得られていない。 必要なら毎食直前の投与を そこでHolman所長らは,これらのうちのどのレジメンが最良の血糖管理をもたらすかを明らかにすることを目的に,経口糖尿病治療薬だけでは十分な血糖管理ができなくなった2型糖尿病患者708例を対象としたランダム化比較試験を実施した。 追跡期間は3年間であった。 最初の1年間,患者は3つのインスリンレジメンのうちの1つにランダム化割り付けされた。 目標血糖値に到達しない患者は,2年目あるいは3年目に,さらに複雑なインスリンレジメンに変更された。 共同研究責任者でオックスフォード糖尿病・内分泌学・代謝センター(オックスフォード)のJonathan C. Levy博士は「試験の結果,持効型インスリンから開始し,必要に応じて毎食直前のインスリンを追加するのが,有効性,安全性,治療満足度の点で最善の組み合わせであることが判明した」と説明している。 共同研究責任者でオックスフォード大学プライマリヘルスケア科のAndrew J. Farmer博士は「今回の結果は,患者と日常臨床に携わる医療従事者が,各患者に最適のレジメンを選ぶ助けになるであろう」と述べている。 出典 Medical Tribune 2009.12.17 版権 メディカル・トリビューン社 他にもブログがあります。 ふくろう医者の診察室 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy (一般の方または患者さん向き) 葦の髄から循環器の世界をのぞく http://blog.m3.com/reed/ (循環器科関係の専門的な内容) 井蛙内科/開業医診療録(3)http://wellfrog3.exblog.jp/ 井蛙内科/開業医診療録(2) http://wellfrog2.exblog.jp/ 井蛙内科開業医/診療録 http://wellfrog.exblog.jp/ (内科関係の専門的な内容)
by wellfrog4
| 2010-01-02 00:31
| 糖尿病
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